現職・玉城氏が苦戦? 古謝氏リードの調査も
「沖縄県の経済は停滞などしていない。しっかりと成長しています!」
投開票まで1週間をきった9月7日。県中部・西原町での演説でマイクを握った玉城氏は支援者らにこう訴えた。コロナ禍後の県経済の回復や、中学卒業までのこども医療費の窓口無料化、中学生の学校給食費の2分の1相当額補助など2期8年の実績を誇示した。
一方の古謝氏は6日、沖縄市の演説会で参政党の神谷宗幣代表と並んでいた。
神谷氏は「沖縄を良くするのは国益にかなう。反対陣営の国会議員の数を数えてほしい。どっちが声を通しやすいか。どっちを通せば沖縄の声を通しやすいか」と聴衆に訴えた。自民、維新、国民民主など6政党から支援を受けていることを踏まえて保守勢力の“挙党体制”をアピールした形だ。
古謝氏も8月27日の出陣式で、「国を悪者にして、あるいは大企業、県外の資本、こうしたところを悪者にして、沖縄の暮らしが良くならないと嘆くのは簡単だが、それでは沖縄は変わらない。誰かのせいにして、今をあきらめるのはもうやめましょう」と、米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡って国と対立する玉城県政を念頭に置いたとみられる演説を行なった。「10年後の県民所得の倍増」などを公約に掲げ、国とのパイプを前面に押し出した選挙戦を展開している。
ここまでの選挙戦について、地元メディア関係者はこう語る。
「7日までに出そろった報道各社の世論調査では、多くの調査で古謝氏のリードを伝えています。玉城氏はかなり厳しい戦いを強いられています」(地元メディア関係者、以下同)
米中対立のなか、日米両政府が進める「南西地域の配備強化」の最前線に立たされる沖縄のかじ取り役を決める政治決戦。それだけに、沖縄県知事選は告示前から、SNSで異様な盛り上がりを見せていた。
「Xでは、主に保守系のアカウントからの知事へのバッシングが相次いでいました。選挙戦が本格的に始まってからも、その傾向は収まるどころかより加速。YouTubeでも現県政に批判的なトーンの動画が盛んにアップされており、Instagram、TikTokでも同じような傾向の投稿が目立っています」













