世界約7000店、その大半がFC…巨大麻辣湯チェーンで問われる加盟店管理
今回騒動になった「楊国福」はどのようなチェーンなのか。業界紙の記者は、麻辣湯市場における立ち位置を次のように指摘する。
「中国の麻辣湯市場は、2大チェーンが市場をシェアしています。楊国福は2003年にハルビンで1号店を開き、麻辣湯事業をスタートしました。現在は店舗数が非常に多く、中国各地や海外へ店舗網を拡大して約7000店舗を展開しています。
チェーンの店舗数では楊国福と張亮麻辣湯の2ブランドが突出していて、『中国最大手級の麻辣湯チェーン』とも言えます。
そんな店舗網を拡大中の楊国福ですが、『世界7000店』というスケールの裏には独自のビジネスモデルがあります。彼らのビジネスモデルの実態は、加盟店に対する食材や調味料の卸売を収益の柱としたFC(フランチャイズ)主導型のチェーンなんです。直営店はごくわずかで、世界7000店の大部分はFC店とみて間違いないでしょう」(業界紙記者)
業界紙記者は、今回の一件を「FC管理のあり方が問われる事例」とみる。
「無名の個人店が話題作りのためにやった、という次元の話ではないからこそニュース性があります。巨大グローバルブランドの看板を背負いながら、地域の運営元が不適切なプロモーションを引き起こしてしまった。FC管理やガバナンスの観点から見過ごせない事例です」(業界紙記者)











