「さらに高温に強い品種育成が必要になってきているものと考えています」
前述の担当者によれば、高温への対応策として「高温耐性」のミニトマトが増えているが、さらに高温に強い品種の開発・育成が必要だという。
「民間の種苗会社が販売している最近のミニトマトについては、高温耐性を売りにしている品種が増えています。以前の品種に比べると学校教材として栽培しやすい品種になっていると言えますし、被害は軽減しているものと考えています。しかし、ここ数年間の夏場の気温はこれまでを超える高い気温となっているため、さらに高温に強い品種育成が必要になってきているものと考えています」
また、高温下では水やりのタイミングも重要だと指摘する。
「小学生の教材では、土の量が少ないポットや小さな鉢で栽培しているケースが多いのではないかと思います。ただ、やはり気温が高いために、ポットや小さな鉢ではあっという間に土が乾燥してダメージを受けることになります。
そのため潅水(水やり)が非常に大事になりますが、校庭などの土で栽培している場合も含めて、日中の暑い時間帯に潅水すると強い日差しと高温により沸騰水になってしまうため、やはり大きなダメージを受けてしまいます」
担当者によれば、水やりに適している時間は「早朝あるいは夕方以降」だという。しかし、それを日々継続するには工夫が必要になる。
「せっかくの教材ですので、ぜひ頑張って適時の潅水に取り組んでいただきたいと考えています」と同担当者は話した。













