コンプレックスだった顔立ちが、コスプレでは武器になった
──Souuさんにとって、コスプレのよさとはどのようなものですか。
自分じゃない、何者かになれるのが魅力のひとつでしょうか。もともと私はつり目で光が入りづらい、写真写りの悪い真っ黒な瞳がコンプレックスでした。そんなつもりもないのに「にらんでる?」と聞かれたこともあって……。正直、自分の顔立ちが好きになれない時期もありました。
けれど、コスプレをすれば、私の顔でも映えるキャラクターがいることに勇気づけられました。抱えていたコンプレックスとコスプレがうまく合致したんでしょうね。
衣装を熱中して作り込む楽しさもあります。20代のころは、イベントの前日までまだ布の段階で、そこから徹夜で仕上げ、その衣装を着てイベントに参加することもありました。今では考えられない体力です(笑)。
──衣装でこだわるポイントはどこですか。
やはり画面にいるキャラクターの衣装と、自分が作っている衣装を何度も見比べて、光沢感などを確認します。単に形や色を似せるだけではなく、「質感」をそこに再現できたらいいなあと常に思いながらやっています。
──コスプレイヤーとして、ご自身の作品がどのようにあってほしいと思いますか。
アニメやゲームが好きだという人のなかには、「でもコスプレは苦手」という人が一定数います。万人から認められるコスプレは無理だとしても、もし可能ならば、そういう人たちのうち何人かでも「このコスプレなら見ていたいかも」と思ってもらえる作品が作りたいと思っています。苦手な人をも振り向かせられるクオリティを常に目指しています。
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28キロの減量を実現したSouuさんの継続力には感服せざるを得ない。衣装へのこだわりを貫くのと同様、自らの肉体へのこだわりを徹底した彼女の美学が光る。
取材・文/黒島暁生 写真/本人提供













