中1から続けてきたコスプレ…「好き」を隠していた時代も

──そもそもコスプレは、いつから始めたのでしょうか。

中1からずっとやっています。もともとモノづくりがとても好きなんですよね。そして、負けず嫌いなんだと思います(笑)。

私は経歴が少し変わっていて……。幼い頃から音楽をやっていて、音大の付属高校に進学しました。音楽も好きでしたが、美術に惹かれ始め、大学は美術大学に入学しています。なのでコスプレの衣装には、その頃の経験を活かしたこだわりを詰め込んでいます。

最近の春麗のコスプレ。「ストリートファイター」シリーズがお気に入りだという
最近の春麗のコスプレ。「ストリートファイター」シリーズがお気に入りだという

──中学生にとっては、お金がかかる趣味ですよね。結構なお小遣いがもらえていたのでしょうか。

もちろんお金をかけようと思えば際限ない世界だと思います。ただ、キャラクターなどは、中高生が多かったりしますよね。そうすると、自分が普段着ている制服を少しアレンジするだけでそのキャラクターに近づくことが可能なんです。お小遣いの金額は正確に覚えていないものの、平均的な2000〜3000円くらいだったと思います。

──20年以上前、コスプレという趣味はどんな立ち位置でしたか。

まだちょっと偏見が残っていたように思います。私はネットで情報を得ていろいろなイベントに参加しました。そこでできた友人には、私たちの結婚式に招待したようなコスプレイヤーもいます。ただ、当時の私は、自分の好きなものを否定されるのが怖くて、学校の友人など周囲の人たちには言えませんでした。

──ご家族には。

土日にコスプレのイベントに行くというようなことは話していたと思います。反応は「そうなんだ、ふーん」くらい気にも留めていない感じでしたが(笑)。