「最終判断を保護者に委ねているのでは」

この母親は、子どもを送り出したあとも不安を募らせた。

「学校から通常登校と連絡があったのは朝の7時前ですが、登校時間の頃はさらに雨風が強くなっていたので、無事に学校にたどりつけるか心配でした。子どもには見守りGPSを持たせているので、学校に着いたとわかったときには安堵しました」(40代女性)

一方で、学校側の対応について、ある種の“判断の難しさ”も感じたという。

「学校からの連絡は『1時間目から通常登校』としながら、『安全を最優先に考え、登校を見合わせる場合は欠席・遅刻扱いになりません』という内容でした。一見すると配慮があるようですが、結局は最終判断を保護者に委ねているようにも感じます。授業がある以上、無理をしてでも登校させようと考える家庭は少なくないのではないでしょうか」(同前)

写真はイメージです(画像/PhotoACより)
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さらに、共働き世帯にとって臨時休校は「仕事との調整」という問題もある。

X上では「子どもの学校が臨時休校になったので、パートの母親が出勤して夫が休んだ」という保護者の投稿に対して「パートのほうが休みとれよ」「パートは休んだらその分給料が減る」などさまざまな意見が寄せられた。

実際、休校への対応のしやすさは、家庭の就労環境によるところも大きい。前出の母親はこう話す。

「うちの場合、私がフリーランスで基本在宅なので、こういう時でもそこまでバタバタしないのはメリットだと思います。正社員時代は、子どもの発熱とか休校のときに『どっちが休むか』問題でいつも胃をキリキリさせていました」

写真はイメージです(画像/PhotoACより)
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