「以前は上半身裸で走っていました」

驚くべきは子どもたちの走る距離だ。

「近隣にある公園を借りて走っているのですが、走る距離は年長時が1.4キロ、年中と年少が1キロで、毎年全員完走しています。

最初からいきなり急に走るのではなくて、園庭を走るなど日ごろから積み重ねをしています。そしてコースを見に行く日も、最初から『よーいどん』で走るわけではなく、子どもたちが完走できるように少しずつ慣らす工夫をしています。当園は園庭も広いですし、相撲場もあり、健康教育全般に力を入れています」

写真はイメージです(写真/PhotoAC)
写真はイメージです(写真/PhotoAC)

開園以来50年間続けているという「大寒マラソン」。ではなぜ「ランニングシャツに短パン」という薄着で実施しているのか。

「開園当初は『裸保育』というのをしており、マラソンも上半身は裸の短パン姿で行なっていました。私もここに入って30年になりますが、30年前もまだ上半身は裸で走っていました。

ですが時代の流れもあり、今は幼児期からの性教育が推奨されるようになりましたし、裸になることに関しても紫外線の問題がすいぶん言われるようになってきました。

その頃から裸ではなく、制服のような形で園独自のランニングシャツを作りました。今は運動会もランニングシャツと短パンに裸足で行なっています」

「大寒マラソン」前に準備運動をする園児たち(写真/フレンズ幼稚園提供)
「大寒マラソン」前に準備運動をする園児たち(写真/フレンズ幼稚園提供)