「女好きの先生とウラで言われていて、嫌いな生徒もいた」

柘野容疑者は北斗中では技術や美術などを教え、2年生のクラス担任を受け持つだけでなく、バドミントン部の顧問も務めていたという。千歳市教委の担当者はこううなだれた。

「17日の午後5時ごろに愛知県警から逮捕されたとの連絡があり、本人の自宅などを家宅捜索して何点か押収したと聞きました。一連の事件を受けて7月には市内の学校で盗撮などが行われる危険性がないか点検を行なっていたところですが、柘野容疑者逮捕を受けて再度、隠しカメラなどがないかどうか点検を進めるつもりです」

主犯の森山被告(写真/学校関係者提供)
主犯の森山被告(写真/学校関係者提供)

保護者や近隣住民のあいだでも動揺が広がっている。

「知り合いのお子さんが生徒さんだった。逮捕された先生は2年生の先生をしていて、直接のかかわりがなかったけど、声が大きいというかあいさつもうるさいイメージ。

だから体育会系の先生と認識されていて、1年生男子の中で『あいつが逮捕された』と話題になっている。子どもの友達が言うには水曜日には学校に来てなくて代わりの先生が授業をしたらしい」(40代女性)

中学校の近隣に住む70代女性もこう話した。

「孫が中学校に通っていた。事件の話を聞いたら、孫は深くかかわりはないけど孫のバドミントン部(男女混合)の友達は、部活動に厳しい先生で、女子によく話しかけたりする女好きの先生とウラで言われていて、嫌いな生徒もいた。

多分男子部員ほとんどが嫌だったそう。男子はほとんど厳しくされていたそうですから。扱いの差がひどいから、1年生の1学期で部活を辞める後輩もいて、困っていた面もあると聞いている」

新たな変態発覚の余波は、当分収まりそうもない。

名古屋市役所(撮影/集英社オンライン)
名古屋市役所(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班