球団再建のために厳罰も  

開幕から3試合の「1番・長谷川、2番・西川」、そして「6番・外崎、7番・源田」は、今季の勝利を狙って打線を機能させるための配置であり、同時にもっと先も見据えた並びに映った。新外国人の3番ネビン、オリックスから加入した4番レアンドロ・セデーニョ、そして新人の5番・渡部聖弥も好発進している。

もちろん、今季はまだ始まったばかりだ。大事なのは、ここから前向きな変化が生まれてくるのか。先の対談企画で鳥越ヘッドはこう話している。

「(レギュラーを)与えようと思っていないので。奪ってもらおうと思っているので。誰がレギュラーを獲得するのか、ファンと一緒で楽しみにしています」

本来、サードのレギュラー候補には佐藤龍世もいる。オープン戦で寝坊して三軍落ちとなったが、こうした「ぬるさ」も西武の低迷を招いた要因だ。戦力的には痛手だが、西口監督は開幕までに昇格させることはなかった。

現在蒔かれている種は、どう実っていくのか。球団再建は簡単な道ではないからこそ、長い目で見ていきたい。

取材・文/中島大輔