「忘れて!日暮くん…の巻」(ジャンプ・コミックス81巻収録)
今回は、4年に一度覚醒する超能力警察官・日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が、ブチ切れまくるお話をお届けする。
本作が描かれたのは1992年。4年に一度しか目覚めない日暮が本作以前に登場したのは、1988年。この4年の間に起こったとあるできごとが、日暮ブチ切れの原因だ。
ちなみに、1989年には平成への改元が行われ、日本で消費税が導入され、ドイツでベルリンの壁が崩壊している。となれば、想像がつくだろうか……? 「わからん!」という方は、本作を読んでお確かめいただきたい。
ちなみに日暮が好きなパンは、3食パン。チョコレート、カスタード、餡……といった3種類の味が楽しめる菓子パンだ。
なお3食パン好きの人々は、「3つの丸パンが三角に配置されているのが王道で、横イチに並んだものは邪道」とか、「3種の味のうちのひとつは、昔ながらの苺ジャムでないと認めない!」とか、嗜好性によって派閥が分かれているらしい。
それでは次のページから、パン屋が日暮の勘違いによって大迷惑を被るお話をお楽しみください!!