「みんな関わりたくないってのが本音だった」
別の男性住民も似たような印象を持っていた。
「えらい朝早い時間によく玄関の前でタバコを吸ってるのを見かけましたよ。他の人を見かけたことがなかったので、1人で暮らしていたと思いますよ。大音量で家から音楽が流れていたり見た目も怖いから、ご近所さんは『近寄りたくない』と思っていたはずです。こちらが近寄らない限り向こうからは絡んでこないから。
服装はポロシャツとかが多くて髪を茶色に染めていました。一度近所の人が大声を出すのが怖いとかでトラブルになって、それまでも爆竹を家で鳴らしてたんだけど、そのトラブルの後に頻度が増えたりしてたからたぶんわざとやっていたんだと思う。そういうのもあってみんな関わりたくないってのが本音だったと思うよ」
出前の配達に頻繁に訪れていたという飲食店の従業員男性にも、平原容疑者は「異様」に映った。
「いや、普段よく出前を取られるんで家に伺っていましたが、普通ではないというかおかしな雰囲気はありましたよ。なんて言えばいいんですかね。ビール片手に出前を受け取りに現れたり、とにかく雰囲気はおかしかったです。頼んでいたのはゴボ天うどんとか色々ですが……。かと言って部屋の中がすごく汚いとかそういうことはありませんでしたね」
15歳の女子中学生の未来を奪った身勝手な男は、何を考えていたのか。捜査本部の調べが待たれる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班