1位はデビュー25周年を迎えたあの女性アーティスト

40~50代の男女100人を対象にアンケートを実施した結果、トップ10は以下のとおりだった。

※【】内は得票数

1位 宇多田ヒカル(紅組)【18】
2位 B’z(白組)【17】
3位 椎名林檎(紅組)【13】
4位 GLAY(白組)【12】
5位 Number_i(白組)【10】
6位 Mrs. GREEN APPLE(白組)【8】
7位 DREAMS COME TRUE(紅組)【7】
8位 純烈(白組)【6】
9位 SUPER EIGHT(白組)【5】
10位 嵐(白組)【4】

栄えある1位に輝いたのは「宇多田ヒカル」。40代前半の男女から絶大な支持を得ていた。
2024年はデビュー25周年を記念し、自身初となるベストアルバム『SCIENCE FICTION』を発売したことでも話題となった。

宇多田ヒカルの大ファンだという40代前半の女性はこう話す。

「宇多田ヒカルが前回紅白に出場したのは2016年。イギリス・ロンドンのメトロポリタンスタジオから生中継で、当時の朝ドラの主題歌『花束を君に』を披露していたのが忘れられない思い出です。また、紅白で歌っている姿を見たいです」

「家族みんな宇多田ヒカルのファンです」と話す40代後半の男性はこう語った。

「今年は『綾鷹』CMソングで『traveling (Re-Recording)』がたくさん流れていたので、老若男女問わず親しみがある歌手だと思います」

宇多田ヒカル『BADモード (通常盤)』(2022年2月23日発売/Epic)
宇多田ヒカル『BADモード (通常盤)』(2022年2月23日発売/Epic)

今年で結成36周年を迎える2人組ロックユニット「B’z」が2位にランクインした。オリコン週間シングルランキングでは、1990年6月発売の『太陽のKomachi Angel』から、昨年7月発売の最新シングル『STARS』まで50作連続1位をキープするなど不動の人気を誇るB’z。

しかし、意外にもこれまで紅白歌合戦に出場したことは一度もない。今年はNHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌を担当していることから、紅白への初出場が期待されている。

30年来のB'zファンだという50代後半の男性はこう語った。

B'z『MAGIC(通常盤)』(2009年11月18日発売/‎ VERMILLION RECORDS)
B'z『MAGIC(通常盤)』(2009年11月18日発売/‎ VERMILLION RECORDS)

「今年こそB’zに出てもらいたいです! 多くのファンが紅白初出場を待ち望んでいます。朝ドラの主題歌『イルミネーション』を披露してほしいです」

3位には「椎名林檎」がランクイン。今年は4月9日にスタートしたテレビ朝日系ドラマ「Destiny」の主題歌「人間として」で話題となった。

椎名林檎『人間として』(2024年4月17日発売/Universal Music) 
椎名林檎『人間として』(2024年4月17日発売/Universal Music) 

「椎名林檎のライブには欠かさず行く」という40代前半の女性はこう話す。

「今年は5年ぶりの新作『放生会(ほうじょうや)』が発表されましたし、10月23日には加藤ミリヤとのコラボ曲『愛楽(あいぎょう)』もリリースされました。話題性もあるし、昨年に引き続き今年もぜひ出てほしいです」