「コリない"マッサージ師"?の巻」(ジャンプ・コミックス128巻収録)

今回は、住民へのサービスの一環として、葛飾署に勤務する女性警察官たちが、住民にマッサージを施すお話をお届けする。

マッサージを受けようとするお年寄り、それも男性ばかりが殺到する事態となり、両さんはそこに老人たちのエロ心と金の匂いを嗅ぎつける。もちろん公務員が行うサービスゆえに、お金を取ることはできない。そこで両さんが思いついたのは……いわゆる「三点方式」だ。ちょっとグレーな話題なので、気になる方は自分で調べてみてほしい。

それにしても、両さんをはじめとする葛飾署の面々は、住民へのサービスと称して本作以外でもいろいろなことをやらされている。いくつか挙げてみると……。

ケーブルテレビ局を開局
住民のために、署がテレビ局を開局。ただし超低予算なため、番組制作を両さん、出演者は署員たちが務めるはめになって……。
「CATV(ケーブルテレビ)両さんチャンネルの巻」(ジャンプ・コミックス110巻収録)

署員たちが観光ガイドを務める
海外から訪れた観光客のために、両さん、中川、麗子、本田が観光ガイドをおおせつかる。下町を担当するはずの両さんだったが、手違いで銀座にGO! 不得手な土地にとまどう両さんだったが、開き直って下町流のガイドをはじめると……?
「山手下町東京ガイドの巻」(ジャンプ・コミックス168巻収録)

亀有の街をピカピカに!
街の美化のため、署をあげての清掃作戦が行われる。両さんは中川の会社が扱う最新マシンを駆使して、街中を掃除しまくる!
「亀有クリーン大作戦の巻」ジャンプ・コミックス177巻収録)

両さんが路線バスの運転手に
路線バスが廃止になってしまい、生活に支障をきたしたお年寄りや子供のため、両さんが運転手となってバス運行をはじめる。
「両津バス出発しますの巻」(ジャンプ・コミックス197巻収録)

「両津バス出発しますの巻」より。困っている人のため、ルートや時刻をぶっちぎっての人情優先運行が、人々の評判に!
「両津バス出発しますの巻」より。困っている人のため、ルートや時刻をぶっちぎっての人情優先運行が、人々の評判に!

……どうだろう。署長の鶴のひと声でムリヤリ奉仕活動をさせられることも多いのだが、両さんのサービスは意外に好評なことも多いようだ。

それでは次のページから、おじいちゃんたち大興奮! なマッサージサービスのお話をお楽しみください!!