「実は2年前から結婚していました。これから離婚に向けて動きだします」
Dさんは今回の事件が起きたあとに、元夫Bさんと連絡を取ったというが、Bさんは「2、3日間は涙が止まらなかった。A子を守れずに申し訳ない」と涙ながらに話していたという。
「実をいうとA子はある持病を抱えていて、ふだんからBに『私よりも長生きしてね』とか『もし私が死んだら新しいパートナーを作ってね』と話していたそうなんです。だからB自身も、『まさかこんなことになるなんて思ってなくて……』と声を震わせていました。
それとA子はたびたびSNSで過激な発言をしていましたが、あんなのは水商売でよくあるセルフプロデュースの一環で、『アスカ』というキャバクラ嬢を演じていただけ。出勤日以外はナチュラルメイクで過ごしていたし、SNSでは『両親と不仲で家を16歳に飛び出した』と話していましたが、そんなことありません。少なくともBは『A子は温かい家庭で育った、本当に優しい女の子だ』と話していましたから……」
また、Dさんは今回の事件が起こったきっかけについて思い当たる節があると言い、こう続けた。
「先月の28日に、A子はInstagramで『実は2年前から結婚していました。だけど、これから離婚に向けて動きだします』みたいなストーリーをアップしていたんです。もちろんこれも、A子のセルフプロデュースの一環だったと思うんですけど、これが和久井を刺激して事件の火種になったのかな……なんて考えちゃいますね」
5月14日、集英社オンラインは元夫であるBさんに電話をかけ、話を聞いた。
Bさんは、自身がA子さんと婚姻関係があったことや、和久井容疑者から度重なるストーカー行為があったことを認めた後、絞り出すようにこう話した。
「申し訳ないのですが、今はまだお話できません。後日対応させていただきます。少なくとも僕が言えるのは、A子は和久井に結婚をほのめかすようなことも色恋営業もしていません。これはストーカー事件でA子は被害者であるということだけです」
※「集英社オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X(Twitter)
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班