【イケメン“受け”部門 その4】『残像スローモーション』市川義一

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男子校の映画部に所属するイケメンな先輩(左)とイケメンな後輩(右)の部活動ラブ『残像スローモーション』(じゃのめ/講談社)

イケメンで成績優秀・運動神経抜群、いつも人に囲まれている人気者の映画部部長・菊地原 仁(高校3年生)にライバル心むき出しで突っかかってくる映画部の後輩・市川義一(高校2年生)が4人目に紹介したいイケメン“受け”。物語は、ある日、ぶつかり合っていた2人が寮の同室になってしまうところからスタート。(『残像スローモーション』じゃのめ/講談社)

黒髪ボブを一つにまとめたポニーテールとメガネがトレードマークで、美形であるものの少々難ありな性格の市川は、思ったことをすぐ口にしてしまうため、周囲の人間を困らせてしまうこともしばしば……。しかし、相手の気持ちに聡く、不器用ながらも気遣う一面に、徐々に惹かれていく菊地原。彼の心情に、共感の嵐!

また、市川は大の映画好きで、部活では映画監督として作品づくりに並々ならぬ情熱を注ぎ、共に映画をつくる同級生たちからの信頼が厚いのもポイント。菊地原に突っかかる理由も、彼の映画好きという側面が大きく影響していました(ここはぜひ本編でチェックしてほしい!)。何か1つのことに夢中になり、こだわりを持って真剣に突き詰めていく人は、等しくイケメンだと思いませんか?

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p.63 菊地原に突っかかっていた理由を語る市川