「はつえせー」
大田ステファニー歓人
やっほー、すてふぁにーです。このたびはいろんなことがとてもうれしいです。みどりいせき、けっこうお読みいただけてるし、あと親になるし、だからありがとうございます。
このエッセイはうちが勝手に書いて載せているわけではなく、すばるちゃんゲトってみたことにより集英社さんがすくなからずは認めてくれたっぽく、だから、エッセイやらせてあげっか、みたいな感じでお願いされて書いてるのです。
でも、あこがれていただけに、なんかえらそうな気がしちゃってとにかく恥ずかしくって、読んでいておどろかれるかもしれませんが、これは何度も書き直して、これです。お読みいただきありがとうございます。
とはいえ、うちは不安もかかえていて、それは普段の仕事がつらいから両立して体もつのかな、とか、家庭のあしひっぱらずに親やってけんのかうち、みたいなまぁふつうな不安。とくべつじゃない。あ、お読みいただきありがとうございます。
あと最近だるいのは、戦争。というかおとなに殺される子ども。そんなん今にはじまったことじゃないけど、うちは作家になったから、今まで無視できてたものが無視できなくなったっぽい。それはうちが、表現はそいつなりに誠実じゃないと、って思ってるからで、ガザの報道とか目にしちゃうと書いたもん、ぜんぶがくだらなく感じるというか、書いてると死んでく子どもを目にしても心のどっかで楽しいとか思っちゃう自分への欺瞞やばいし、そんな自分にどん引くし、正直書くってことへのぼんやりした罪悪感で身が入らないときがある。でも、小説って世界と距離とって安全なとこで書くもんじゃないのかもしんないし、だから傷つきながらでも書いてみっか、みたいな不安にガンとばしてます。お読みいただきありがとうございます。
おおげさにいろいろ書きましたが、おおむねハッピーにやってるんで、べつに政治家とかに比べたらそんなにわるいやつではないと思うし、これからもすてふぁにーのバイブスをしんじてください。
ぴーすハオ中指