マニアックでディープな年末年始を過ごしたい人は
「昭和ラブホ」へGO
外出制限が撤廃され、堂々と遠出ができるようになった2023年。年末年始は長期休みを利用して旅行へ出かける人も多いと思うが、今年は趣向を変えて「昭和レトロなラブホテル」を巡ってみるのはいかがだろう。
日本全国100軒以上の昭和ラブホを取材してきたゆなな氏は、年末年始のラブホテル事情について次のように語る。
「クリスマスシーズンは満室になっていることが多く、利用できる機会は少ないですが、年末年始のラブホテルは全体的に落ち着いている傾向にあるので、狙い目かもしれません。
東京都心以外であれば、満室ということはほぼないと思います。ただし、土日は残り1~2部屋という状況になることも多いのでご注意ください」
ちょっぴりマニアックでディープな年末年始を過ごしたい人必見。昭和ラブホ愛好家のゆなな氏がピックアップした、年末年始におすすめの昭和ラブホ7選を紹介する。
1.ホテル K's ユートピア(静岡県浜松市)
こちらはバンガローのように1棟ずつ独立している、昨今珍しいタイプの戸建型ラブホテル。なんと写真に写っているクルマ型のベッドは、昭和ラブホ定番の“回転ベッド”だという。
「昭和ラブホといえば回転ベッドだと思うのですが、当時はこういったユニークな形の回転ベッドもたくさん作られていたそうです。ちなみに回転ベッドの生みの親である亜美伊新(あみいしん)さんは、ストリップ劇場の回転盆から着想を得て回転ベッドを製作されたのだとか。そういった柔軟な発想こそが昭和ラブホの魅力の神髄ですよね」(ゆななさん。以下同)
「部屋ではかなり古い機種のファミコンで遊ぶこともできます。年末年始にレトロゲームをじっくりやり込むのも楽しそうですね」
住所:静岡県浜松市南区倉松町3577
電話番号:053-448-8699
公式サイト:https://www.hotenavi.com/ks-utopia/
2.ホテル K'sエナ(静岡県浜松市)
どことなくローマな雰囲気が漂うこちらの昭和ラブホ。ゆななさんいわく、この部屋一番の推しポイントはガラス張りの浴室だという。
「浴室全体がアートな雰囲気でオシャレですよね。もう昭和ラブホでしか見られないかもしれない、ギザギザのバスタブも可愛らしいです。お部屋から浴室が丸見えですが、一応ブラインドがついているので恥ずかしがり屋さんでも安心です。
写真だとわからないのですが、天井が鏡張りになっているのも特徴。ラブホテルに鏡が多いのは、お部屋を広く見せるための工夫のひとつでもあるようです」
住所:静岡県浜松市南区倉松町3787
電話番号:053-447-5588
公式サイト:https://www.hotenavi.com/ks-ena/