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筋肉を鍛えたりダイエット目的だけの“フィットネス”はもう終わり

麻布台ヒルズ
麻布台ヒルズ

“Green & Wellness”をテーマに据える「麻布台ヒルズ」。そのウェルネスに関連した“フィットネス”のパートを担う施設として白羽の矢が立ったのが「森JPタワー」4階に入る「Deportare Club」だ。

こちらは2011年に西麻布でスタートしたパーソナルジムのスペシャリスト集団。「存在するなら進化しろ」をミッションに掲げ、300人の少数会員制を取り、サッカーの吉田麻也、野球の清宮幸太郎などのトップアスリートや芸能人、財界人が数多く在籍している。

 最先端のパーソナルジム「Deportare Club」
 最先端のパーソナルジム「Deportare Club」

「かつてフィットネスクラブの目的は身体を鍛えたり、ダイエットを目的としていました。ですがそんな時代はもう終わりです。僕らも今はフィットネスクラブとは名乗ってはいません」

そう話すのは「Deportare Club」の竹下雄真代表である。

「単に痩せさせるだけならば、ストイックに食事制限してトレーニングをすればそりゃあ痩せるでしょう。ただ、アスリートでもないのに、楽しい会食の席で『僕は食事制限をしているので、ササミ200gとブロッコリーで』などと制限だらけの人生は果たして豊かだといえるでしょうか。

“よりよく生きる”ためにはメンタルとフィジカルを社会的にも良好な状態に作りあげること。それはWHOがうたっている健康の定義でもあるんです。トレーニングも、食事も楽しみ、さらにこういったパーソナルジムなどのコミュニティから社会的な人と人とのつながりが生まれ、仕事が発生したり、大事な友人ができる。そういうことを含めたすべてが“よく生きる”ということであり、それを高いレベルで維持管理していくことが僕らの仕事なんだと思っています」

以前からフィットネスの域を超え、その先の“ウェルネス以上メディカル未満”を掲げてきた「Deportare Club」は、今から5年前の2018年に金沢にある国内初のメディカルフィットネス「SQOL金沢」と業務提携を行い、医療とフィットネスの連携を日本でいち早く実践してきた実績がある。