女優としての原点
――そうだったんですか⁉ しかし、2020年の秋に復帰することになります。どのような心境の変化があったんでしょうか。
女優業もグラビアも、やっぱり人に見られる……というと語弊がありますけど、そういう仕事が私は好きだなって。
――そもそも、いつから芸能界に憧れていたんですか?
子どものころからの夢でした。『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツさんとか『極道の妻たち』の岩下志麻さんを見て、子ども心に「あの人たちは女優さんってお仕事なんだ。私もやりたい!」と思っていて。
小学校6年生のときに、よくある“20歳の自分に向けて手紙”で「私は女優になっているでしょう」って書いてましたから。それで新潟のド田舎出身だから騙されたら困るって「(第9回)全日本国民的美少女コンテスト」に自分から応募したんです。
――グラビアで人気になったことがきっかけとはいえ、念願の女優活動。印象に残っている役はありますか?
やっぱり初めてお芝居をさせてもらった『キューティーハニー THE LIVE』(で演じた主役・如月ハニー役)ですね。
小学生のころにアニメの『キューティーハニーF』を見て憧れてたので、「絶対にその役をやりたい!」と思い、オーディションにのぞみました。だから合格と聞いたときは“夢が叶った”みたいな感覚はありましたね。
あとはキャバクラを舞台にした『嬢王』(シーズン2「Virgin」、シーズン3「〜Special Edition〜」)というドラマはすごく好評だったし、作品に対しての向き合い方を学べたのでとても印象に残ってます。