お金を使って世の中を変える

身近なところで考えても、NHKや民放のテレビ番組がつまらないなと思えば、AmazonプライムやNetflixなどの有料動画配信サービスに加入して、自分が本当に好きな映画やドラマを鑑賞するなど、そういう有意義なことにお金を使えばいいのです。

これまで民放の無料放送ばかり見てきた人にはテレビを見ることにお金を払うのは抵抗があるかもしれませんが、月額500〜2000円ほどの会費を払うだけで、いつでもどこでも会員対象の映画やテレビ番組が追加料金なしで好きなだけ見ることができるのです。

子育てが終わって夫婦ふたりっきりの生活なら、週に一度は1人1万円ぐらいの食事をしようなど、ちょっとした贅沢をしてもいいと思います。そういった身近なところであっても、幸せを感じることがメンタルヘルスにも免疫力を養うのにもいいですし、それが長生きや若返りなど、すべてがいい方向へとつながっていくわけです。

現実的には難しいと思うこともあるでしょうが、どんな小さいことでもまずは始めてみることが大切です。やはり、高齢者がお金を使ってくれるところを見せないかぎりは、高齢者を消費者として見ることはなく、世の中は変わっていかない気がします。少なくともわたしは大いに実践していますし、今後も好きなこと、好きなものにお金を使い続けていきます。

高齢者になっても医者にノーを突きつける、お金の使い道を考える…前頭葉が活性化する、寿命ではなく幸せを延ばす方法とは?_3
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