「ウチの子かわいいでしょ~?」「私と似てない?」
とスマホを見せてきた
高校卒業後の結婚生活や離婚に至るきっかけ、もう1人の娘についてどう語っていたのだろうか。
「はい。過去に一度離婚していて、子供がいることも聞きました。本人が言うには、『沼津の元旦那の実家で結婚生活を送っていたけど、姑にイジめられて、元旦那も守ってくれないし、浮気やDVもされたから逃げてきた』ということでした。子供は元旦那が育てているわけではなく、児童相談所に引き取られて、今は里親に育てられているみたいです。
浅沼さんはたびたび子供の話をしてきて、『ウチの子かわいいでしょ~?』『私と似てない?』と嬉しそうにスマホに写った子供の写真を見せてきました。今でも年に1回だけ子供に会えるみたいで『そのときは自分が親だと名乗っちゃいけないんだよね~』と嘆いていたけど、大阪でホストクラブに行くヒマあるんだったら、ちゃんと働いて自分で育てればいいのに」
実家との関係についても、「かんな」は愚痴っていた。
「函南の実家に年の離れた弟が住んでいるというのはよく聞いていて、『今度弟の誕生日だから現金送らないとな~』と言ってたので、弟のことはかなり可愛がっていたと思います。でも反対に、お父さんはだいぶ苦手だったようです。小さい頃に両親が離婚していて家庭環境は複雑で、『私だけ理不尽なことで怒られてきた』とか『とにかく実家は居心地が悪かった』とか愚痴っていたので、少し同情はしていました」
同情を寄せたこともある「かんな」と決裂したわけはなんだったのか。女性が続ける。
「自慢やウソが多かったのも一つですけど、やっぱり一番許せなかったのは、お金を盗まれたことです。彼女のウチに泊まりに行く度に、朝起きると、財布の中から数千円~数万円なくなっていたんです。最初の1回目や2回目は、『ホストクラブで酔って、帰り道にいろいろお金使っちゃったのかな』とか思っていたんですけど、それがずっと続くので、『あれ? おかしいな?』と思い始めて…。
まぁ、こんなこと本人に問い詰めても仕方がないし、泣き寝入りするしかなかったんです。ちょうどその頃、ホストの外販(客引き)経由で知り合った人たちからも浅沼さんの悪いウワサを聞くことが多くなりました。『店での飲み方が汚い』とか『借りた金は絶対に返さない』とか『売掛けで何回も飛んでいる』といった悪行の数々が耳に入ってきたんです。それと同じ時期に彼女ともちょっとした喧嘩になったので、そのまま距離を置いていたんです。そうしたら、どうやら周りの人たちに私のことを『あいつはいろんな男をとっかえひっかえしているヤリ⚪︎ン』とか『新興宗教にハマっている』とか、ありもしないウワサを流していたことがわかったんです。それで完全に縁を切りました」