♯1【長野立てこもり4人死亡】「政憲は警官を撃った後に笑っていた」「刺された女性は瞳孔が開き硬直がはじまっていた」救助者が語る悪夢の殺害現場 
♯2 新証言「クレー射撃場に通っていた」長野4人殺害・青木政憲容疑者の過保護すぎた履歴書「高校生になっても両親が送迎」70歳の母を殺害された息子の慟哭…

「金の無い者は生きていけないからであります」

「被害者の女性に悪口を言われたと思ったので殺した。射殺されると思い、駆けつけた警察官も殺した」

長野県中野市で女性2人をナイフで刺し、通報を受けて駆けつけた警察官に向かって猟銃を発砲して殺害した青木政憲容疑者(31)はそう供述しているという。

【長野立てこもり4人死亡】「政憲は警官を撃った後に笑っていた」「刺された女性は瞳孔が開き硬直がはじまっていた」救助者が語る悪夢の殺害現場…親戚は「人付き合いが悪く、大学を中退して精神を病んだ」「消防団や祭りの寄り合いには一切顔を出さない」_1
中学時代の青木政憲容疑者(同級生提供)
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何の罪もない人達の命を次々と奪った青木容疑者だが、中学校の卒業文集には「自分が思う事」というタイトルで、それとはまったく真逆の内容を記していた。

まずは第1章である「大事な物について」から一部抜粋する。

【長野立てこもり4人死亡】「政憲は警官を撃った後に笑っていた」「刺された女性は瞳孔が開き硬直がはじまっていた」救助者が語る悪夢の殺害現場…親戚は「人付き合いが悪く、大学を中退して精神を病んだ」「消防団や祭りの寄り合いには一切顔を出さない」_2
卒業文集より

〈この世の中で最も大切なのは「命」だと思います。では二番目は何かと問われたら私は間違いなく「金」と答えるでしょう。なぜなら、貨幣経済(貨幣をなかだちとして生産物の交換が行われる経済。)において金の無い者は生きていけないからであります〉

〈よく聞く綺麗事に「心にゆとりを持ちなさい。」というのがあります。それは金持ちの言う言葉であって、金の無い者や、職業に就けない者が心にゆとりなど持てる訳がないと思われます〉

〈また、健康にしても、病気になった時や怪我をした時など、金がなければ満足な治療も出来ません。また金があれば、多少外見がよくなく、人間性が悪くても異性に人気がでるかもしれません。(質は良くないであろうが)〉

文集は2章だてで構成されているのだが、「大事な物について」という章では終始、お金の大切さについて語り、命の次に大切なのはお金だと締めくくっている。

青木容疑者の中学校時代を知る人物の中には「変わったやつ」と答えた人が多かった。
「どう変わっているのか?」と尋ねると「子供っぽさがない」と答えた人もいたが、文集に書かれている内容に目を通すとそれにも頷ける。