夜のパーティはぶっちゃけトークに花が咲く

話題は子供の受験やらペットに趣味の話など当たり障りのない内容。まるでママ友やパパ友同士の会話のようだ。たまに男性から女性に「LINE交換しませんか?」と言って交換しているが、基本的には密かに目を光らせて探り合うような視線が飛び交う感じが、なんともムズがゆい。

《即日ワンナイトも》お盛んな既婚者パーティの実態。女性はときめきを求め、男性は寂しさと少しのいやらしさを胸に抱えて出会いを求める_2
既婚者パーティの募集要項

次に参加したパーティは新宿の某ホテルのイベント会場で行われた夜の部のパーティ。ここは昼間のランチ会とは雰囲気が少し変わり、ぶっちゃけトークが多かった。

記者の隣は推定50代中盤の専業主婦女性、Cさん。「今日は子供も夫もみんな遊びに行ったから私も出てきたの」とのこと。
Cさんは男性にどんな相手を探しているのかと問われると「やっぱ彼氏がほしいけど、彼氏とか言われると男性は引きますよね。そっち目的って男性も多いみたいだし?」とニヤリとしながら男性の表情を伺う。男性は「ははは…」と目が泳いでいた。

今回感じたのはCさんの積極性。美容サロンオーナーを名乗っていた45歳男性に「すごいお肌綺麗ですね、何してるんですか」と聞き、男性が「脱毛だけですよ」と答えると「やっぱり、美容脱毛より医療脱毛がいいですかねえ」とさらに質問。男性がすかさず「えっ、どこを脱毛してるんですか?」と質問返しすると、Cさんは「3点セット、全部やってまーす」と堂々発言。

男性の「下もツルツル?」とのツッコミに対し「いえ、下は大人の証としてVゾーンだけ残して、それ以外はトゥルトゥル!」とぶっちゃけていた…。男性は「けっこう、ストレートに答えてくれるんですね」と若干ヒイていた。

Cさんが次に狙いを定めたのは30代男性。「井上尚弥に似てるって言われない?」「私、井上尚弥大好きなの、待ち受けにしてるんだ」とグイグイ。「よければLINE交換しませんか」と自らLINE交換を申し込んでいた。

その後、尚弥たちが席を離れた際に、こそっと「やっぱり男性は自分がいいって思った女性には連絡先を自ら聞くるから、こうして自分から聞いた場合は上手くいかないし、続かないんだよね…」と漏らしていた。