抽選券を転売する者も

早朝から並んで商品を購入したファンが語る。

「大谷選手だとプリントユニフォームが1万5000円以上、レプリカユニフォームが3万5000円以上で転売取引され、ダルビッシュ選手だとプリントユニフォームが1万5000円以上、レプリカユニフォームが3万円以上です。

それから目立って高騰しているのはヌートバー選手。プリントユニフォームが2万円以上、レプリカユニフォームが3万円以上になっています。
僕は大谷選手のレプリカユニフォームが購入できなかったら転売の商品を買おうか迷っていましたが、今日並んで正規購入できたのでよかったです」

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愛犬もWBCモードに

また、絶対に転売商品を購入したくなかったという別のファンは在庫状況をこう語る。

「朝4時から列に並ぶのは今日で4日目です。1日目はどのように抽選が行われるのかわからないので、終電で後楽園駅に来て、東京ドームの周辺で夜を明かして行列に参加しました。4日も連続で来ているので今はある程度店の状況もわかります。

昨日まで大谷選手やダルビッシュ選手のユニフォームは毎回売切れていましたが、今日、ようやくダルビッシュ選手のユニフォームを買えました。どうやら少しずつ商品が補充されているように感じます」

とはいえ、抽選券をもらえても「大谷選手のユニフォームが買えなかった」と漏らすファンもおり、在庫が補充されるタイミングでの入店にかかっているなど、購入には運も重要のようだ。

こうした状況の中、転売ヤーたちはグッズだけでなく抽選券も販売しはじめているようで、Twitterには「抽選券お譲りします」との書き込みも散見された。
相場は1000番以降で3000円~4000円、1000番以前で5000円~1万円、100番以下は5万円以上で、高いものだと7万円という提示額もあった。

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抽選券をSNSで販売する者も

さらに、どうせ並ぶのならと自分の購入分以外にも代理でグッズを購入して代行費を稼ぐ者も現れだした。こちらの相場は1000円~1万円以上だった。