Audireの肩書きは?
──今後、「Audire」をどう展開していきたいと思っていますか?
まずは広く知っていただきたいですね。プロダクトに注目をしていただくことも大切ですが、最初の企画書にも書いたように、働く女性や家庭を支える女性など、社会と関わる様々な女性たちと“共感”することが、私の大きな目標。
双方向で情報交換し合えるような、コミュニティづくりができたらいいなと思っています。
あとは、売り上げ目標を達成すること。スタートアップなので、撤退基準もしっかり設けています。そこを乗り越えることも、まずは大きな目標のひとつです。
──現状はクリアできそうですか?
このまま会社がワンチームになってくれれば……という期待をしている段階です(笑)。
──3月16日〜29日には、渋谷のスクランブルスクエアでブランド初のポップアップストアを展開しますね。
普段は公式サイトでしか取り扱っていませんが、実際に商品を手にしていただくと、工夫やこだわりに驚かれたり、着心地のよさに気がついていただいたり。プロダクトに込めた私たちの思いに共感していただくためにも、ポップアップストアはとても重要になると思っています。
──ちなみに、「Audire」での郡司さんの肩書きは、ディレクター? プロデューサー?
提案者です。決して1人でやってきたわけではないですし、あくまでもアナウンス部みんなの事業にしたいという気持ちがあるので。
──とはいえ、ここまで来られたのは郡司さんの行動力や粘り強さにある気がします。
どうでしょう…。私自身はあまり粘り強いとは思っていなくて。というのも、不安な気持ちのまま待っている時間が苦手すぎて、「どうしたらいいですか?」みたいにアクションを起こしちゃうイメージかもしれません。
努力しても叶わないことはあるけれど、努力しないと大抵のことは叶えられないですからね。ハードルは高かったけれど、折れずにやり続けてよかったと思いました。
──今、手帳を見返していましたが、心に残った言葉をメモしているんですね?
はい。いい言葉をくれる先輩がたくさんいるのです。ある先輩からは、「熱意と志の高さ、強い覚悟、頼れるパートナー」という、スタートアップに必要な3つの大切なことを教えてもらいました。
藤井貴彦アナウンサーからは、「情熱でしか、壁は壊せない。熱意を持って壁を登ろう、壊そうとすれば、それはいつか糧になるよ」と言っていただいたことも。
こういう言葉が、仕事をする上で私を支えているし、いつも貯金して、振り返るようにしています。
取材・文/松山梢 撮影/石田壮一 ヘア&メイク/東川綾子 シャツ・スカート/ともにAudire
郡司恭子アナの奮闘記はこちらから
日本テレビアナウンサー ~心地よいわたしをまとう~ はこちらから
Audire ポップアップストア
2023年3月16日(木)〜2023年3月29日(水) の期間、東京・渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン5階 +Q(プラスク)グッズ内 Event Stage 5Aにて開催予定。営業時間:10:00~21:00 入場無料
詳しくはこちらへhttps://audire.jp/