おもしろい悪口が好き。
かといって人を傷つけたいわけではない
フリップではなくモニターにしてよかったのは、見やすさだけではなく、連打ができるようになったこと。手数を増やせるようになり、後半への盛り上がりも作りやすくなりました。
昨年の大会後にツイッターを見たら、「塾講師なのに日本語の使い方が間違っているのはどうなんだ」なんて声もあって、そのへんのノイズをなるべく減らすよう、細かい部分まで気を遣いました。
そして何より、毎年賞レース終了後にnoteで記事を書いてくださる、かもめんたる岩崎う大さん。
昨年の記事には僕のネタの改善案が書いてあったのですが、それを読んだときに「来年はこれを絶対に決勝前に教えてもらいたい!」と思い、事務所にお願いして、う大さんにネタを見てもらうライブを開催しました。そして実際に決勝3位という自分史上最高の結果がついてきました。すごすぎる。来年も頼りにさせてください。
自分でもすごく好きなネタが作れたなと思っています。言葉が好き、というのはもちろん根底にあるんですけど、その中でも自分は「おもしろい悪口が好き」という部分がありまして、それと同時に「かといって人を傷つけたいわけではない」とも思っています。その課題をほぼ完全にクリアしたネタが「言葉に星1をつける」というやり方でした。
(ほぼ完全に、というのは、人前で何かをやって誰も傷つけないなんていうことは起こりえないと思っているからです。あと普通に武田鉄矢さんが見たら、嫌な気持ちになる可能性がある)
「汚い川みたいで気持ち悪い」とか、よくよく考えるとかなりひどいことも言っています。それに紛れ込ませ、言葉のかわいい部分も見せたくて、自分の好きな2つの得意項目「悪口」「かわいい言葉」で緩急を作れたのも気に入っているところです。