【7】ロベルト・ベニーニ、大興奮のあまり跳ねながら登壇
1999年の授賞式で話題となったのは、監督、脚本、主演を務めた『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997)で主演男優賞に輝き、外国語映画賞も受賞したロベルト・ベニーニ。プレゼンターのソフィア・ローレンから興奮気味に名前を呼ばれると、歓喜のあまり椅子の背もたれに立ち、ピョンピョン跳ねながら壇上に上がった。興奮したベニーニの姿に、会場中が笑顔に。受賞の喜びを、全身を使って最大限に表現していたのが忘れられない。
【8】ジェニファー・ローレンスつまずき事件
アカデミー賞の授賞式にはハプニングもつきものだ。2013年、『世界にひとつのプレイブック』(2012)で主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスは、壇上に上がる際にドレスの裾に足を取られて階段でつまずいてしまった。
このとき、すぐに彼女に駆け寄って手を差し伸べたヒュー・ジャックマンの紳士ぶりも話題となったが、ローレンスは頭が真っ白になり、長い間このハプニングを引きずったという。