捨てられないものはMステのパス
最後に、「アイナ・ジ・エンドの捨てられない物」を披露してもらった。
「捨てられないのは、ミュージックステーション(テレビ朝日)の出演者パスです。Mステに出られるってありえないと思ってたから、このパスとボックスティッシュはずっと持っています。
あと、こっちは去年の夏のコニファー(富士急ハイランド・コニファーフォレストにて開催された野外ワンマンライブ「BiSH OUT of the BLUE」)のときのパス。BiSH最大規模の野外ライブで、外だったからお客さんも開放的な気持ちになれてたのが思い出深くて」
――海外に行くとしたら持参しますか?
「しないです!(笑)。この名前入りのノートは昔、ファンがくれたのですが、11冊目の振付ノートです。ひとりで悶々と考えて振付を書いて、みんなに教えるんですが、時々字が汚すぎて自分でも読めないときがあります。たいてい夜中に書くんです。昨日も朝までやってました。
パッと思いついて書くときもあるし、曲を何度も聞いてイメージが湧くのを待ってから書き込むこともありました。ここまでの10冊は、大切だから全部実家に送ってあります。
最近の趣味はフィルムカメラで写真を撮ることです。フィルムは見た目が可愛いものを選びます。ベストショットは、やっぱり自分の犬ですよね」
BiSHのラストライブまでのカウントダウン。「感性を育て、人を愛し、心を開く」――そんな目標を掲げたアイナ・ジ・エンドの今後から目が離せない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班