今井氏を直撃! “求婚”報道は「事実ではない」
自民への“寝返り”後、今井氏の置かれた状況は厳しい。既婚者にもかかわらず「求婚」したといったスキャンダルも飛び出し、「カリスマ美容師にカットしてもらって喜んでいる場合ではない」(自民関係者)との冷ややかな声も飛ぶが、当の今井氏はどう考えているか、電話で話を聞いた。
――自民県議と一緒の会合であいさつするなど、自民系候補として活動を始めました。有権者には、自民入りの理由をどう説明していますか。
東濃地域をずっと歩き回ってきて、地元の声をしっかり政策に反映したいと強く思うようになりました。野党としてこれまで、声を上げることを大事にして衆院選を戦ってきましたが、それだけでは予算、政策の具体的な実現が難しいと感じ、市長や市議と連携するためにも自民の推薦を、と考えています。市長、市議とともに自民との連携という形で、多治見市を活性化させていきたい、発展させていきたい。そんなふうに話しています。
――有権者からの反応をどう受け止めていますか。
もちろん、立憲で国会議員をめざしてほしかったという声もあるので、そこに対しては真摯におわびしています。「自分の信じる道を行ってください」と言ってくださる方とか、引き続き応援するということで、「今回はいろんなことがあったと思うけど、しっかり結果で示してくださいね」という声がありました。
――週刊文春で、既婚者でありながら古屋氏の長男に「求婚」したと報道されました。
書かれていることは全く記憶にないことですし、事実ではないです。
――気功や催眠療法を取り入れたセミナーに、政治資金で参加したことについては、どう説明しますか。
やましいことがあれば、政治資金収支報告書に載せることはないと思っています。精神疾患を抱えている方の治療法、メンタルトレーニングを勉強したいということで行きました。
――セミナーは、自身の政治活動や訴える政策に活かされましたか。
残念ながら現職ではないので、具体的な政策で反映されたというよりは、精神疾患をもっている方の訪問看護のステーションやケア施設を実際に訪問したときに、そういった(セミナーで学んだ)事例を話しました。どうしたら解決できるかとか、現場はどのようなニーズがあるのかな、というところで参考にしました。