日本代表の監督選考まで予想通り?

「好きなチームはサンフレッチェ広島」

2015年から2020年まで放送されていた『欅って、書けない?』(テレビ東京)で、番組MCの土田晃之から好きなサッカー選手について聞かれ、「選手ではなく戦術に興味がある」と答えた際の発言(ちなみに、その時の影山はまだ15歳)。

当時のサンフレッチェ広島を率いていたのが、現日本代表監督である森保一。そして、今大会でドイツとスペインを破った「3-4-2-1」のフォーメーションは、森保監督がJリーグを3度制覇した伝家の宝刀なのである。数年前から森保監督の手腕を見抜いていたのは、もはや“慧眼”という言葉だけでは片付けられない。

「2ボラ、1ボラ」

カタールW杯に向けた『ABEMA』の番組で、元日本代表・内田篤人とせいや(霜降り明星)と共演した際の発言。フォーメーションについての討論で、「その日の選手のコンディションによって、2ボラ、1ボラとか変えたりするんですか?」と影山優佳が質問。それに対し内田篤人は「1ボラ、2ボラって言い出したら、もうアイドルじゃなくなっちゃうよ」とツッコミを入れた。

“ボラ”とはボランチの略称で、中盤の底、チームの舵取り役のポジションを意味する。今の日本代表で言えば遠藤航、守田英正、田中碧がそのポジションに当たる。スペイン代表のセルヒオ・ブスケツのように1ボランチのチームもあれば、ブラジル代表のように2ボランチを伝統的に採用するチームもある。

そんな細かい部分について着目し、元日本代表の選手に恐れず質問してしまうのは、“戦術好き”な彼女だからこそ成せる技だろう。