極上の温泉とサウナで整う

実は、今回のキャンプの目的地はキャンプフィールドのほかにもう1つありました。
それは、Snow Peak Headquartersに併設された「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS」。2022年4月15日にオープンした、スノーピーク初となる「浴」「食」「泊」を自然を感じながら楽しめる複合型リゾートです。

1泊1650円で宿泊可能。キャンパーの聖地「Snow Peak Headquarters」は温泉もサウナも最高だった_10
自然を感じる複合型リゾート「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS」(写真提供/スノーピーク)

キャンプと「温泉」は切っても切り離せない、という人は多いと思いますが、その2つを同時に楽しめるSnow Peak Headquartersは、ちょっと異次元の体験でした。

世界的建築家である隈研吾氏の設計した美しい建物、この施設のためにセレクトされたお土産品や限定アイテムが並ぶショップ、上質なアメニティが揃ったロッカールーム、開放的な露天風呂と焚火を囲むような感覚で楽しめるサウナ、そして広いテラスでの外気浴。

初日はキャンプフィールドで食事やお酒、焚き火を楽しんだ夜に、そして2日目はそれらを楽しむ前の昼下がりに、まるで自然と一体化するような「整い」体験ができました。入浴料金はタオルセット込みで、大人1名1600円/12歳未満1100円(Snow Peak会員料金と地元料金は大人1名1400円)。

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大きく設計された窓から四季折々の景色を堪能できる内風呂(写真提供/スノーピーク)
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新潟県産の杉を使用した桶と椅子のある洗い場から一歩抜ければ露天風呂が(写真提供/スノーピーク)
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セルフロウリュ可能なドライサウナ。座席はあたかも焚火を囲むかのよう(写真提供/スノーピーク)
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外気浴スペースはとても気持ちよく、時を忘れてしまいます(写真提供/スノーピーク)

Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERSには、そのほかに地元で育った食材を使った料理を楽しめる「Restaurant雪峰」や湯上がり処「Snow Peak Eat」、そしてヴィラ棟(2タイプ、3棟)や隈研吾氏とスノーピークが共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」の宿泊施設もあります(宿泊者は何度でも温泉&サウナが入り放題)。

キャンプフィールドに宿泊して、または日帰りで訪れるのもいいですが、いつかは広いデッキとキッチン、専用の外風呂&内風呂が備え付けられたゴージャスな「Villa Suite」に泊まるのもいいですね。

ともあれ初のSnow Peak Headquartersは、キャンプも温泉も、すべてが極上の体験となりました。
先述のとおり手ぶらで楽しめるプランも用意されているので、キャンプ未経験の方も、もちろんヘビーなキャンパーも、未体験の人はぜひ訪れてみてください。

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軒裏は、焚火に不可欠な薪をイメージして作られている(写真提供/スノーピーク)
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「Restaurant 雪峰」では地元の食材を活かした料理を楽しめる(写真提供/スノーピーク)
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キャンプのような自然を身近に感じられるモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」(写真提供/スノーピーク)
1泊1650円で宿泊可能。キャンパーの聖地「Snow Peak Headquarters」は温泉もサウナも最高だった_18
広いデッキスペースと専用の外風呂を備えたラグジュアリーなヴィラ「Villa suite|Earth」(写真提供/スノーピーク)

文/水川歩