Q.昼寝をするならベッドか? デスクか?

A.仰向け寝はおすすめしません。

効果的な昼寝のためには、睡眠段階“2”の状態で起きることが必要です。睡眠段階2は脱力した状態になるので、何かで頭を支えなければなりません。ですが、横になって寝るよりも、椅子やソファなどに座りながら寝る方が眠りが深くならないため、昼寝には適しています。

しかし、椅子に座りながらデスクなどに頭を乗せるうつぶせ寝は背中を曲げるので、背骨に負担がかかる上にお腹が圧迫されて眠れないという方もいるでしょう。その場合は、クッションやタオルなどの柔らかいものを机の上に載せたり、椅子の高さを下げるなどの工夫が必要です。うつぶせ寝ができない場合は、壁やヘッドレストなどに頭をもたれかけて寝てもよいでしょう。

一方、横になって、仰向け(あおむけ)に寝そべる場合は、一番眠りやすい姿勢ですので、睡眠段階2に最も早く達します。しかし、深睡眠(睡眠段階3)に達するのも早いので、アラームをセットして必ず起きるようにしましょう。とはいえ、仰向け寝は気持ちがいいので、アラームが鳴っても「もう少しだけ」と二度寝しがち。あまりおすすめしません。