物語を創作する上で大切にしている“情熱”
最後に今後の展望について聞くと、「Dノベルf」は今後3カ月おきに作品をまとめて刊行していく予定とのこと。担当編集は「読者の動向を見守りながら、今回だけにとどまらずヒットするような作品をたくさん生み出していきたい」と意気込む。
斧名田は「“やってみたいな”を大事にしたい」という。
「“このジャンルといえば、この人!”となれた方が編集さんも売り込みやすいんだろうなと思うこともあります。でも、もともといろんなジャンルの作品を読むのが好きで、それは今も変わらないので、これからも自分自身の“書きたい”欲に忠実に幅広いジャンルの作品を書いていけたらと思っています。結局のところ、やってみたいなと思えることが情熱に繋がりますからね。今後も、いろんな作風にチャレンジしながら執筆していきたいです」
取材・文/於ありさ