壁を傷めない専用アイテムを使えば解決!

「壁紙専用の製品を選ぶことで、壁にダメージを与えずに作品を飾ることが可能です。粘着力の強いものを使用すると、しっかり貼ることはできても、壁を傷めてしまうリスクがあります。

例えば弊社のコマンド™ フック 壁紙用は、医療用の特殊なシリコーン系粘着剤の技術を応用した、壁紙に優しい保護シート付き粘着タブを使って本体を取り付けます。壁を傷つけず固定でき、不要になったり位置を変えたくなったりしたら傷やのりのべたつきを残すことなくはがすことができるので、賃貸物件でも気兼ねなく使えます」(道念さん)

飾ることで自己肯定感が25%アップ。家の壁を傷つけない「子どもの作品」の飾り方_1
壁紙保護シート付き粘着タブでクリップやフックを取り付けるので、壁を傷つけない。スリーエム ジャパン株式会社提供
飾ることで自己肯定感が25%アップ。家の壁を傷つけない「子どもの作品」の飾り方_2
不要になったら、クリップまたはフックを取り外した後、壁に残った壁紙保護シートをめくるようにしてはがすだけ。スリーエム ジャパン株式会社提供

日本の住宅の壁紙に多い塩ビ系壁紙の多くに対応しており、壁紙表面の多少の凹凸にもしっかり貼れる仕様になっているという。剥がす際も壁に跡が残ったり、粘着物が残ってベタついてしまったりする心配がないのも嬉しい。

クリップタイプなら作品の差し替えもスムーズ

「子どもが製作物をしょっちゅう持ち帰ってくる」「子どもが複数人いる」「飾れるスペースに限りがある」といった場合、こまめに作品を取り替えるなどの工夫も必要になってくる。また、インテリアなどとの兼ね合いもあり「さすがに、家中に子どもの作品を飾るのはちょっと…」という家庭もあるだろう。

「そのような場合は、あらかじめ『飾る場所』を決めてしまい、作品の差し替えをスムーズにしておくのがおすすめです。壁紙用のフォトクリップなら、壁に取り付けておくことで手軽に作品を替えることができますし、園や学校のみならず、自宅で描いた絵などもすぐに飾れます。作品に直接穴をあけたりテープを貼ったりしないクリップは、作品も傷つけないという利点もあります。

ポイントは『子どもが管理できるようにする』こと。子どもの手の届く場所に設置することで、自己管理の経験をさせることができたり、子ども自身が気にいったものを自分で選び、飾り方を考えるという自主性も育まれます」(道念さん)

飾ることで自己肯定感が25%アップ。家の壁を傷つけない「子どもの作品」の飾り方_3
作品を取り替えやすくすることで飽きず、子ども自身で管理する練習にもなる。スリーエム ジャパン株式会社提供