実験レシピ3:冷凍庫を使わずにアイスができちゃう秘密とは……?

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夏休みのおやつの定番といえば、アイス。ラストは驚きのアイスの作り方をご紹介。氷と塩を入れた大きな袋の中に、生クリーム・牛乳・砂糖を入れた小さな袋を入れて、揉んだり振ったりすれば、あら不思議! みるみる液体が固まっていく。その秘密はいったい…?

材料(3〜4人分)
・生クリーム…200ml
・牛乳…100ml
・砂糖…45g
・氷…700g
・食塩…300g

用意するもの
・フリーザーバッグMサイズ、Lサイズ…各1枚
※2重のジッパータイプがおすすめです。
・清潔なタオル
・清潔な軍手

作り方
① Mサイズのフリーザーバッグに、生クリーム、牛乳、砂糖を入れ、袋の中の空気を抜きながら、ジッパーをしっかりと閉めます。

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② Lサイズのフリーザーバッグに氷を入れ、塩を氷に振りかけます。

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③ ②の中に①を袋ごと入れ、ジッパーをしっかりと閉めます。
④ ③を袋の上からタオルと軍手を使って10分ほど揉んだりふったりして、白い液体が固まってきたら、冷え冷えアイスの出来上がり! 氷の入った袋を直接手でさわると凍傷になることがあるので、必ず清潔なタイルと軍手を使ってください。

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なぜこれができるの?

氷が溶けて水になるときに、まわりから熱を奪い温度を下げます。また、氷が溶けた水に塩が溶けるときにも、まわりから熱を奪い温度を下げます。同時に、塩が水に溶けることで、水が氷になる温度が0℃より下がります。

このような「温度を下げる現象」が繰り返し起こった結果、今回紹介した分量の食塩が入った氷水は、家にある冷凍庫と同じくらいの温度まで下がり、アイスの材料が冷えて固まるのです。 

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夏休みの終盤になって、「まだ自由研究が終わってない…!」と慌てないよう、宿題は早めに済ませておきたいもの。今回紹介した3つの“おもしろ実験”レシピなら、大人も子どももワクワクしながら取り組めるはず。また、「なぜこうなるの?」という驚きや疑問が、お子さんの知的好奇心を刺激してくれるかも。

各レシピはこちらでもご覧いただけます。
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