少ない会話でデート&ローズを勝ち取った男
そんな完璧セレブ超人、ピュアなリアクション女王でもある美紀さんは、果たしてどんな男性を選ぶのだろうか? 今回も、実に個性豊かな面々が集まった。
一人ずつ触れていきたいところだが、ここはあえて”2人のバスケットボール選手”それぞれに焦点を当てたい。佐藤・マクファーレン・優樹と長谷川惠一である。
強烈なキャラクターであるマクファーレン(以下、マクファーと呼ぶ)は後ほど触れるとして、先に「少ない会話でデート&ローズの両方を手に入れた男」長谷川惠一の話をしよう。
17名の参加者がいる最初のカクテルパーティで、まったく会話できなかった長谷川。はっきり言って美紀さんの印象に残るアピールはできておらず、初日に残れただけでも奇跡に近い状態だった。
それに加えてエピソード2の序盤で行なわれた川下りレースとバーベキューデートでも、目立った言動はできず。美紀さんとの会話よりは、せっせとソーセージを焼く姿のほうが目立っている。
しかし、長谷川の逆転劇はここからだった。なんと美紀さんが、初のツーショットデートの相手に選んだのが長谷川だったのだ。その理由を美紀さんは「野菜以外にソーセージも焼いてくれて。見ている時にいろいろやってくれるのって、わかりやすいんですけど、そうじゃないところでも、私のことを考えて行動してくれるというのは、本当に思ってくれていないとできないと思うので、もっと知りたいと思ってお誘いしました」と説明した。
晴れて、2人はタイのコムローイ祭りへ。ともに「真実の愛を見つけたい」と願いを込めながらランタンを宙に飛ばすシーンは、なんとも幻想的であった。
また、2人のやりとりも自然だった印象を受けた。美紀さんは終始楽しそうに笑い「おもしろくてずっと笑っちゃう!」と繰り返しており、ずっと緊張していたらしい長谷川も肩の力が抜けている。
傍から見ていたら、付き合ったあとの2人の様子も想像できて、微笑ましかった。
デートが終わる直前の長谷川の言葉も良い。「会うのは2度目だから、簡単に好きとは言えない。正々堂々と好きって言えるようになりたい」と誠実さフルスロットル。その真摯な姿にやられたのか、美紀さんもサプライズローズをあげていた。
最小限の会話で初のツーショットデートとサプライズローズを手に入れた稀有な男。長谷川には引き続き注目していきたい。