ごはん作りの時に言われて「イラっとくる発言」ぶっちぎりの1位は?
「簡単なものでいいよ」と言われた、野菜炒めを作ったらなぜか水っぽい、など「ごはん作り」の現場に遭遇する絶望の瞬間。料理が苦痛と感じる人にリアルに向き合う料理教室を主催している本多理恵子さんの『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ やる気0%からの料理術』(エムディエヌコーポレーション)から一部抜粋、再構成してお届けする。
◆レシピ紹介
水分が旨みに変わる 【とろみ野菜炒め】
<材料>
◉キャベツ … 1/4個(一口大に切る)
◉ピーマン … 1 個(乱切り)
◉にんじん … 1/2本(斜め切り)
◉長ねぎ … 10㎝分(斜め切り)
◉豚小間切れ肉 … 100g
◉油 … 大さじ1
たれ(よく混ぜておく)
◉片栗粉、酒 … 各大さじ1
◉鶏ガラスープの素、オイスターソース … 各大さじ1/2
◉塩 … 小さじ1/4
<作り方>
1 フライパンに油を入れて中火にかけたら、熱くなる前に豚肉を広げ、軽く塩、こしょう(分量外)で下味をつける。
2 肉に焼き色がつくまで両面を焼いたら野菜を加え蓋をする。
3 中火のまま加熱して、野菜がしんなりしてきたらたれを入れて炒め合わせる。
<ポイント>
◉たれに片栗粉が入っているので、野菜の水気と一緒にとろみになってくれる。
◉テフロンのフライパンなら、油は必要ない。
構成/百田なつき 撮影/寺岡みゆき
ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ やる気0%からの料理術(エムディエヌコーポレーション)
著者 本多理恵子
2022年5月2日
1,540円(税込み)
単行本:176ページ
ISBN:978-4295202387
料理をする気力がわかない…。料理はそれなりに作っているけれどモチベーションを保てない…。日々モヤモヤしながら料理を作り続けている…。そんなあなたへ贈る、抱腹絶倒の応援メッセージ&お助けレシピ45。著者は、第6回料理レシピ本大賞料理部門(エッセイ賞)受賞の本多恵理子さん。料理にまつわる絶望シーンは、本多さんと一緒にグチって笑ってしのぎましょう。本書では「そんなもんでいいのか(笑)」と思えるアイデアやレシピも多数紹介。きっと明日は「ちょっとだけやってみよう」と思えるはずです。