なぜツナ缶、カニカマ、卵が食卓の救世主?
そもそも、なぜツナ缶、カニカマ、卵の3つが、食卓を何とかできる「3種の神器」なのか。
レシピサイト「キッコーマン ホームクッキング」も人気の、キッコーマンのメニュー開発担当者に、この3つの食材の使い勝手のよさの秘密をお聞きしました。
「この3つは、和食や洋食、中華など、どんな味わいにもアレンジがきくことが使い勝手のよい一番の理由です。特に卵はそういった理由から、常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか。生でも焼いても煮てもおいしい、オールラウンダーです。
カニカマやツナは下処理が必要なく、サラダや炒め物など、さまざまな料理にメインとしても、彩りとしても役に立ってくれる食材ですね。魚介のうまみを足したいときにも使えて、食卓にバリエーションをもたせてくれます。
ほどよく味もついているので、味付けに困ることもほとんどありません。
これらはいずれも比較的価格が安定したたんぱく源であるという点も、様々なメニューに主菜級の食材として便利に使われている理由です。体をつくるために必要なたんぱく質は、毎食しっかり摂りたい栄養素ですから」
筆者もサラダやチャーハンなどを作るときに具材が足りないなと思ったときには、この3つのいずれかをパパッと入れてしまいます。味がしっかりしているのに、マヨネーズやチーズ、しょうゆなどあらゆる調味料と相性がいいのも心強いですよね。
また、どれも子どもが好きな味でもあるため、お子さんがいるご家庭ではストックを切らすことができないのではないでしょうか。