豊島区…規制強化を言うわりには民泊は減らず「むしろ増えています」
一方、豊島区は政府通達に先立ち昨年12月に条例を改正。住宅地や学校周辺などでは今年12月16日から新規の営業を禁止する。既存施設も含め営業可能期間を現行の180日から春・夏・冬休みの計120日に制限する。
他にも一部メディアによれば、墨田区や渋谷区、大田区は民泊が営業できる日の規制を今年から強化し、台東区と中野区でも来年から強化する方針を打ち出している。ただ、逆に世田谷区は現在最大で年間120日までとしている営業の日数を条件付きで180日まで増やす規制緩和を検討している。
規制強化を約3か月後に控えた豊島区の住民は効果に懐疑的だ。池袋の住宅街に住む40代女性は「民泊利用の外国人は全然減ってないです。キャリーケースを引く『ゴロゴロゴロゴロ』っていう音が今もうるさくて、家の中にいても全然聞こえます。夜中の1時とかでもです。飲んでいるのかテンションが上がって団体で奇声をあげている人たちもいますね。タバコの吸い殻とかもすごいです。規制強化を言うわりには民泊は減らず、むしろ増えています」と困り顔だ。
50代の男性は「ごみの捨て方は、いろんな言語で注意書きをしても改善しないです。曜日に関係なく粗大ゴミを含めてボンボン出していったりしています。以前、家の前に干し椎茸が詰まったスーツケースが捨てられていました。『何が起こってんの?』って感じです。すごい臭いでしたよ。規制が発表されてからも影響は特段感じないです。施行されていないし、実際に変わるまでには時間がかかると思います」と話した。
ようやく“営業禁止”の大ナタが振るわれる気配が見えてきても、すでに住宅街に多く入り込んでいる民泊。住民との軋轢の解消にはまだまだ時間がかかりそうだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













