「十分な内省が見られない」検察側は罰金20万円を求刑
デヴィ被告が罪に問われているのは、2025年2月に東京都渋谷区の飲食店で事務所の女性スタッフにシャンパングラスなどを投げつけたとされる事件と、同年10月に渋谷区の動物病院で当時マネージャーだった女性に暴行したとされる事件だ。
9月8日に開かれた第二回公判について、司法担当記者が説明する。
「検察側は『八つ当たりともいうべき動機に、汲むべき事情はない』などと指摘しました。さらに、厳正な処罰を求める被害者2人の意見陳述書を代読し、デヴィ被告には『十分な内省が見られない』として罰金20万円を求刑しました。
一方、弁護側は『犯行に計画性はない』ことや、出演していたテレビ番組を降板するなど『社会的制裁を受けている』ことなどを主張しています」
デヴィ被告自身も「あまり覚えていない」と繰り返しながら、「大人げないことをして反省しています」と述べた。その一方で、「シャンパングラスは投げておりません。殴る蹴るは一切しておりません」と、起訴された行為の一部については否定した。
さらに8日、自身のXでも、
《私はシャンパングラスは投げていません、殴る蹴るも全くなかった》と投稿。被害者側の発言のみを報じることについて《公平でなく、偏見》だと訴えた。
デヴィ被告が「殴る蹴る」を否定しているのが、2025年10月28日深夜に起きた動物病院での一件だ。
当時、デヴィ被告の愛犬だった雄のチワワ「太郎ちゃん」(14歳)の容態が悪化し、女性マネージャーが渋谷区内の動物病院へ連れて行った。しかし、デヴィ被告が到着した際には、すでに亡くなっていたという。
デヴィ被告側はその後、病院で愛犬が受けた処置を目の当たりにして「激しいショックを受けた」と説明。マネージャーについても、後ろから羽交い締めにするような格好で抑え込まれそうになったため「腕を振り払った」ことは認める一方、「殴る」「蹴る」といった行為はなかったと主張していた。












