公演後、るるたんを直撃!
公演後の22時半過ぎ、舞台メイクのままのるるたんに話を聞いた。
「風俗も同人AVというお仕事も、すべて自分で完結できることだったし、私はもともと人見知りだからこそ続けてこられました。一方で、この舞台はお姉様方とのチームプレイであり団体芸。だから、これまで感じたことのない緊張感があります。
でも初日1回目の公演で舞台に出た瞬間に『あ!これ楽しめる!』って感触があった。同時にみんなに楽しんでもらいたい、とも。
これまで私は『みんなに愛されたい』が最大の仕事のモチベーションでした。でもこのお仕事で初めて『与えたい』と思えるようになったのは大きな収穫です」
ここでるるたんに、女性客たちの「美しい裸を見ると泣ける」心理についても聞いた。
「女性は誰もが体にコンプレックスがあります。ストリッパーが裸を曝け出すことで、どこか自分の体に対し肯定的な気持ちが芽生えるのでしょうか。
私も今年3月に初めて上原亜衣さんの舞台『Dolls』を見た時、なにか胸に込み上げるものを感じました。女性それぞれが自分やその体に抱える思い。それを解消する場がこの舞台なのでは…と思いました」
一方で、ストリップ劇場は昭和20年代の誕生直後から警察当局による摘発の憂き目に遭ってきた。それはステージ上での過度な陰部の露出や演出が刑法の「公然わいせつ罪」に該当すると判断された場合に発生する。
だが、多くの観客がこの舞台に求めるものは「わいせつ」などではなく、実際に「なんだか肯定された気分」になるという女性客も増えている。この感動は決してコンプライアンスで括れるものではないのではないか。
文/河合桃子













