「昔より楽しませられる」、51歳で再び武道館へ

自身が51歳で迎える2026年11月2日の日本武道館公演は、「人生後半戦の集大成」のステージになると決心している。1997年に行われた初の武道館公演から約30年。再び同じステージに立つ今、相川さんは何を思うのか。

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「昔よりもずっと楽しませられると思うんですよ。20代後半や30代には、そこまで楽しめてなかったんです。あの頃は目の前の課題に一生懸命取り組むことで精一杯だったし、『夢見る少女じゃいられない』を歌うことに対しても、昔の歌ばっかり歌ってるって思われてないかなと不安だった時期もあった。

最近は、同じ曲を歌っていても毎回新鮮なんです。何をしてみんなを驚かせよう、どんな写真を撮ったら、あとで見返したときに喜んでもらえるかなと考えながら、ライブの時間を自分も含めて楽しむ感覚が強くなりました。

50代になると、親しい人が病気になったり、亡くなったりすることも増えてきて、人生の折り返しをすごく意識するようになりました。何が起きるかわからないからこそ、悔いのないように生きたい。だから、日々の生活の中でいいところを見つけて楽しんでいくほうが豊かだなって思うようになりました」

武道館という特別な場所に、28年ぶりに立つ相川七瀬。そこには、ブレイク、子育て、学び直しを経た現在地が映し出されるステージになりそうだ。

取材・文/福永太朗