車7台に衝突、ベントレーは他人名義
事故が発生したのは今年3月23日午前7時30分ごろ。八王子市暁町3丁目の片側2車線の国道で、ベントレーを運転中だった宋容疑者は、赤信号で停止していた車の列の間を強引に通り抜けようとした。
「第1車線に停車中だった乗用車など3台に相次いで衝突したあと、そのままアクセルを踏み込み、車を加速。前方で停止していた別の乗用車4台にも次々と衝突し、被害車両に乗っていた30代男性が全治22日間の骨折をするなど、計6人がケガをしました。
宋容疑者は負傷者の救護や警察への通報を行なわず、約300メートル離れた場所に車両を乗り捨てて徒歩で逃走。警視庁は事故直後から警察犬を投入して追跡捜査を行ない、現場近くの空き家敷地内に潜伏していた宋容疑者を、邸宅侵入の疑いで現行犯逮捕しました。
その後、防犯カメラの解析などから事故当時の運転者と特定され、4月にはひき逃げ容疑で再逮捕。そして8月4日には、過失運転致傷などの疑いで3度目の逮捕に踏み切りました」(社会部記者)
取り調べに対し、宋容疑者は「車幅が大きいため、ぶつからずに通過するのは難しいと分かっていた」「7、8台くらいの車にぶつかりながら走り抜けた」などと供述している。
「宋容疑者は逮捕当初は運転自体を否認していました。しかし鑑定留置を経て、責任能力に問題はないと判断された後は、『対立集団に追われていた』『ぶつかる可能性は分かっていたが、ミラーくらいは当たっても仕方ないと思ってアクセルを踏んだ』と供述し、危険性を認識していたことを認める内容へと変化させました。
一方、警視庁が防犯カメラ映像などを確認したところ、宋容疑者の車両を追走するような不審な車両は確認されなかったようです」(前出)
事故を起こしたベントレーは他人名義で、当時はオークションに出品中の車両だったという。













