「正直なところ、私の保身みたいなところもあったと思うんです」

だが集英社オンラインが「荷物を取りに戻りたい」という発言自体があったのかと確認すると、湯瀬氏は「正確に言うと、なかった」と話した。

「地震の時、大竹さんは休憩中で、荷物(私物)を持って店の外におられましたが、すぐ店に戻ってお客様2名の対応(避難誘導)をしています。そのため外に出た時も大竹さんは荷物は持っていました。Bさんはすぐ避難誘導に入って携帯電話しか持って出られなかったと店長に伝えていました。

爆発後に店長からそう聞いて、私は荷物を取りたいんだろうなと思い込んでしまって。正直なところ、私の保身みたいなところもあったと思うんです。本当に申し訳ない」

イオンモールに供えられた花や色紙(撮影/集英社オンライン)
イオンモールに供えられた花や色紙(撮影/集英社オンライン)

湯瀬氏は、Bさんも私物を取りに戻りたいとは「おっしゃっておりません」と明言し、大竹さんもBさんも店内に戻りたいという意思表示はしていないことを確認した。

イオンが避難後の再入館を禁じていたなか、2人がなぜ館内に戻ることになったのか。安全管理の実態と地震発生から爆発までの現場の状況について、さらなる検証が求められる。

※「集英社オンライン」では熊本地震に関する情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(旧Twitter):
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班