地域で長く愛されてきたジャズ喫茶が…
落ち着いたジャズが流れ、コーヒーを飲みながらアート鑑賞ができる「珈琲と画廊珈琲店ミック」。見る影もなく瓦礫となったその場所に独りたたずむ女性がいた。
女性はミックの元従業員だった。
「お店が倒壊した時にオーナーが閉じ込められたけど無事救出されたという話を知人から聞きました。それでもお店の様子が気になったので見にきました。そしたら本当にこんな状態になってしまっていて……。本当にいいお店だったので、残念で仕方ありません。
地震発生時は熊本市内の職場にいました。最初揺れ始めた時はデスクにしがみついていましたが、揺れが強く、デスクの下にもぐりました。安全確認後に上司から促されて帰路につきましたが、電車も動いておらず熊本市から宇城市の小川町までタクシーで移動しました。金額は8000円ほどでした。ひどい渋滞で到着したときには午後11時ごろで、そこから3〜4時間かけて歩いて小川防災拠点センターまでたどり着きました」













