「対応できなかった畝本さんはひどいトップだと思います」
手記を紹介したひかりさんは、2017年まで約5年間に5人の検事が自死した記録を示し、
「一生懸命、被疑者、被害者と向き合って仕事をしている職員はたくさんいます。その職員が安全に仕事ができる環境を整えるのは検察組織の役目だと思います。
しかし万能感や選民思想、認知の歪んだ人たちが幹部職員にはびこり、真面目にやってる職員を大切にせず、自分たちの価値観で違法捜査も何の躊躇もなく押し付けたり、被害者の声も聞かずに職務怠慢で不起訴にしろっていう指示もあります。そう言ってどんどん本当に懸命に働く職員を辞職や自死に追い込んでいっているありさまだと思います」(ひかりさん)
と検察の体質を厳しく批判した。
朝日新聞によれば大阪地検と大阪高検は3日、この手記に対しいずれも「『手記』の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできない」と回答したという。
不祥事が続出する中、畝本検事総長が去ることにひかりさんは、
「畝本さんの時代だから問題が起きたのではなく、脈々と続いていました。それが表に出続けているのに対応できなかった畝本さんはひどいトップだと思います」
と話した。組織が人命や人生を左右するほどの問題を起こせば第三者が調査を行なうのは今や常識だ。検察だけがなぜ例外を主張できるのか。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













