「座席の座り方」を上回った迷惑行為1位は?
同協会の2025年度調査で、駅や電車内の迷惑行為として最も多く挙げられたのは、「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」の34.7%だった。
2位は「座席の座り方」の31.9%、3位は「騒々しい会話・はしゃぎまわり」の30.2%。そのほか、「扉付近での滞留」や「スマートフォン等の使い方」「荷物の持ち方・置き方」なども上位に入った。
調査は2025年10月1日から11月30日まで、ウェブ上で行われ、5202人が回答した。ランキングに挙がった行動には、座席の使い方や荷物の置き方など、鉄道会社が周囲への配慮を呼びかけているものも含まれる。
阪急電鉄は、大きなかばんやスーツケースについて「周りのお客様にご配慮ください」と案内するほか、座席についても「一人でも多くの方に座席をご利用いただけるよう、座り方にはご配慮ください」と呼びかけている。
JR東日本も、混雑時には手荷物を網棚の上など、ほかの乗客の迷惑にならない場所に置くよう案内している。
今回確認した両社のマナー案内では、個別のケースを細かく規制するというより、利用者同士が周囲に配慮することを促す内容が中心となっている。
子どもの靴で服や荷物を汚された側が、不快感や怒りを覚えるのは不自然なことではない。
特に、保護者が状況に気づいていたにもかかわらず、何も対応しなかったように見えた場合には、「なぜこちらだけが我慢しなければならないのか」と不満を感じる人もいるだろう。
一方で、混雑した車内や、複数の子どもを連れている場合など、保護者が一時的に状況に気づけないことも考えられる。子どもや保護者が抱える事情は、外見からは分からない場合もある。
また、子どもの存在そのものを否定したり、人格を傷つけるような言葉を浴びせたりすることは、マナー違反への注意とは切り分けて考える必要がある。
「靴が服に当たっています」
「足を押さえてもらえませんか」
など、問題となっている行為だけを具体的に伝える方法もある。













