自らを「頂きおじさん」、妻らを「ペンギン」「ウサギ」と呼んだ
監禁と盗撮がたて続けに発覚したこの事件。10代女性の監禁の状態は異様そのものだ。社会部記者は「小野容疑者と10代女性はXで知り合った」と続ける。
「10代女性は風俗店で働きながらパパ活の相手を募集していたようです。小野容疑者と知り合い、最初は2人で出かけるなど小野容疑者も優しい素振りを見せていたものの、次第に言動が粗くなり、暴力もふるうようになりました。『風俗勤務のことを親にバラす』『住所も家族も知っている』と脅され、監禁生活を強いられていたようです」
被害女性は首に犬用の首輪をつけられ、小野容疑者や妻、内縁の妻らに「イヌ」と呼ばれていた。また、小野容疑者は自らを「頂きおじさん」と称し、妻の晴香容疑者のことを「ペンギン」、凜容疑者を「ウサギ」と呼び、「妻を4人集めて子どもを作る」「一夫多妻制」などと言っていたようだ。
この10代女性が盗撮被害に遭っているかはどうか定かではないが、小野容疑者は晴香容疑者や凜容疑者らに、投稿型動画販売サイトでの販売を目的とした動画素材を撮るための「盗撮準備」も手伝わせていた。
「晴香容疑者や凜容疑者らが新宿区内のホテルの天井に隠しカメラを設置する姿が、防犯カメラに映っていたようです。その後、小野容疑者と女性が室内に入ってきて、性交後に晴香容疑者や凜容疑者らがカメラを回収する姿も。小野容疑者はこれらの容疑について『動画を販売サイトに投稿し金を稼ぐためだった。2年以上この関係を続け、月に200万円くらい稼いでいた』と供述しています」
捜査関係者は「この販売サイトは、これまでもAV新法違反などで何人も逮捕者が出ている」と明かす。「わいせつ動画」投稿で逮捕された事例として集英社オンラインにおいても、昨年8月にわいせつ電磁的記録媒体陳列罪で有罪判決を受けたNaomiii氏などの事件を報じている。













