「人間 顔じゃないの巻」(ジャンプ・コミックス第37巻収録)

今回は、さまざまな災難が原因で、両さんがすっかり最恐の顔面を持つ男と化してしまうお話をお届けする。

本作では、冒頭から数ページの間、両さんの一人称視点のコマが続き、彼自身の顔は描かれない。それだけに、はじめてお目見えした顔面は、まさに見ものだ。

さて、本作が登場して以降、両さんの顔面がとんでもないことになるお話がときおり描かれるようになった。それらの中からいくつかをご紹介してみよう。

ヒャッハー!汚物は消毒だ~!?
占い雑誌の予言が的中して不幸続きの両さんは、髪をモヒカン刈りにしたら幸運が訪れると言われて、ヘアスタイルをチェンジ。ところができあがったのは、『北斗の拳』のモヒカン軍団顔負けの、恐ろしい顔貌のオッサンだった……。
「人生最悪の日…!?の巻」(ジャンプ・コミックス第40巻収録)

「人生最悪の日…!?の巻」より
「人生最悪の日…!?の巻」より

恐すぎるパンダ顔に!!
公園のベンチで寝ていた両さんは、脱毛薬のセールスマンに実験台にされ、髪の毛と眉毛をすべてロスト! さらには子どもに目の隈を落書きされて、最恐の顔面に。パンダのような顔になったのに恐いとは、いったい……?
「髪は友だち!!!の巻」(ジャンプ・コミックス第55巻収録)

「髪は友だち!!!の巻」より
「髪は友だち!!!の巻」より

顔の表情が特殊メイク用のスプレーで固定される!
寝癖を整えるための強力なスプレーでふざけて遊んでいた両さんは、誤ってスプレーを顔にかけてしまう。その結果、とんでもない表情のまま顔が固定されてしまい……。
「顔は口ほどに物を言いの巻」(ジャンプ・コミックス第58巻収録)

「顔は口ほどに物を言いの巻」より
「顔は口ほどに物を言いの巻」より

いかがだろう? おもしろいような恐いような……。気になった方には、一読をおすすめしたい。

それでは次のページから、両さんが最恐の顔面となって巻き起こす騒動をお楽しみください!!