線状降水帯が発生したら
「顕著な大雨に関する気象情報」が発表されると、テレビなどでは速報が流れますし、ニュースや天気番組で豪雨の状況を解説する際にもこの言葉がキーワードとして使われます。
また、気象庁のホームページの「雨雲の動き」や「今後の雨」で、線状降水帯がどこで発生しているのかを確認することができます。では、線状降水帯が発生したと言われたらどうすればいいでしょう。
この情報が出されるのは、場所によっては、すでに警戒レベルが4になっている状況です。すでに市町村から「避難指示」などが出されているのであれば、一刻も早く避難が必要です。
「避難指示」などが出ていなくても、線状降水帯の雨域にいる場合には、事態が急激に悪化していきます。「キキクル」や水位の情報などを確認し、少しでも危ないと思ったら、早めに避難を始めてください。
ただし、気を付けなければならないことがあります。それは、線状降水帯が発生しなければ安全だというわけでは決してないということです。従来からある「大雨警報」や「キキクル」などを使って、早め早めの避難行動で自分の命をしっかり守ることが大切です。
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